イリソ電子工業株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:鈴木 仁)は2025年7月に、環境方針に基づいて設定した温室効果ガス(以下GHG *1)排出量削減目標に対して、国際的なイニシアチブである「Science Based Targets イニシアチブ *2」の認定を取得しました。
概要
SBTi(Science Based Targets initiative)
https://sciencebasedtargets.org/
SBTi(Science Based Targets initiative)は、科学的根拠に基づいた温室効果ガス削減目標(SBT)の推進・参画において国際的なイニシアチブを取る団体です。企業に対して、どれだけの量の温室効果ガスをいつまでに削減する必要があるか、科学的知見と整合した目標を設定することを支援・認定しています。
SBT 認定を受けた、イリソ電子工業グループの温室効果ガス排出削減目標
Scope | 基準年 | 目標年 | 概要 |
---|---|---|---|
1、2 | 2023年度 | 2030年度 | 排出量を42%削減 |
3(カテゴリー1) | 2023年度 | 2030年度 | 排出量を25%削減 |
また、イリソ電子工業グループでは、SBTに認定された目標達成のため、生産活動及び本社における再生可能エネルギー導入を進め、2025年度中に全事業所 *3で再生可能エネルギーへの切り替えを実施する計画です。
*1 GHG(Greenhouse Gas)は、気候変動に影響を与える温室効果ガスを示す。⾃然起源か⼈為起源かを問わず、⼤気を構成する気体で、地球の表⾯、⼤気及び雲によって放射される⾚外線スペクトルの内、特定波⻑の放射線を吸収及び放出するもの。
*2 SBTi(Science Based Targets initiative)は、国連グローバル・コンパクト(UNGC)、世界自然保護基金(WWF)、CDP(カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト)、世界資源研究所(WRI)により2015年に設立された共同イニシアチブです。気候変動による世界の平均気温上昇抑制に貢献する、科学的根拠に基づいた温室効果ガス削減目標:SBT(Science-based Targets)の策定を企業に働きかけると共に、その審査・認定を行っています。
*3 本社圏(本社ビル、本社第二ビル、川崎事業所)、茨城工場、花巻工場、秋田工場、上海工場、南通工場、ベトナム工場、フィリピン工場
本件に関するお問い合わせ先
イリソ電子工業株式会社 CSR推進室
〒222-0033 神奈川県横浜市港北区新横浜2丁目13番地8