
2025.05.20イベント情報
2025年5月19日、イリソ電子工業(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:鈴木 仁)は、統合ECU向けの製品コンセプトを発表しました。
* 拡張性を目的とした高速伝送車載用インターフェースコネクタ(Scalableコネクタ)
* 32Gbps対応フローティングコネクタ(10163シリーズ)
* 大電流対応の小型フローティングコネクタ(10149シリーズ)
モビリティの高機能化に伴い、ECUが増加し、ハーネス配線の複雑化、重量・コストの増大・エネルギー効率、車両の製造性・メンテナンス性の課題に直面しています。その中で、飛躍的な進歩を遂げようとしている最新アプリケーション”統合ECU”における課題解決に対し、イリソ電子工業は、フローティングコネクタを中心に、多彩な製品群をご用意し、貢献してまいります。
これらの製品は5月21日~23日までパシフィコ横浜で開催される「人とくるまのテクノロジー展」に展示されます。
本製品は通信機器コネクタを車載IF向けに再設計した革新的な製品です。
用途別の“ウェハー”を組み合わせ 、統合ECUとセンシングデバイスなどのコンポーネントとの接続最適化に貢献します。
・複数機能の統合
・空間効率の向上
本製品は0.5mmピッチ、32Gbps対応で±1.0mmの可動域を持つ基板対基板コネクタです。
シールド構造オプションでEMC対策に優れ、電源16極、信号301極まで対応。次世代統合ECUなど大容量データ機器の接続に最適です。
・データ処理能力の強化
・性能の向上
本製品は1端子30Aの大電流を伝送可能な小型基板対基板コネクタです。
独自の4点接点構造で温度上昇を抑制し、±1.0mmの可動域を持つフローティング構造で、自動組立性 及び 位置ずれによる破損リスクの軽減に貢献します。
・信頼性の向上
・空間効率の向上
イリソ電子工業は、インフォテインメント、ADAS並びにパワートレインなど車載市場のコネクタ開発におけるリーディングカンパニーです。近年は、製品開発の裾野を広げ、車載市場で培ったノウハウを、通信関連機器、コンシューマー関連機器、インダストリアル関連機器など、全ての電子機器に幅広く展開し、総合コネクタメーカーとして、使いやすく作業しやすい製品開発にも注力しています。
https://www.irisoele.com/jp/
イリソ電子工業株式会社 コーポレート・コミュニケーション部
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