コネクタメーカー イリソ電子工業

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コンプレッションターミナルについてcompression terminal

コンプレッションターミナルとは

コンプレッションターミナルは、グランド端子、アースターミナル、オンボードコンタクトやスプリング端子等様々な呼び方で呼ばれる製品で、当社では「コンプレッションターミナル」に呼称を統一しています。基板上に実装し、対象となる接点へ押し付けることで接続を確保する部品で、筐体とのグランド接続等に使い勝手が良いことから、それにちなんだ呼称も多くなっています。コネクタとしてはミニマルな構造のため、コネクタ専門メーカー以外でも提供しているケースもよく見かけます。

コンプレッションターミナルの機構と選択方法

形状は様々ですが、製品毎に実装時の初期高さおよび接続が担保できる所定の高さ範囲が決まっており、それと製品サイズ等から選択肢を絞り込みます。

加えて、温度定格や必要な電流容量等もご確認いただいた上で、最適なものをご選択いただくことになります(電流容量が不足する場合は複数個お使いいただくことも検討ください)。

当社のハイトバリエーション

当社では、お客様の様々なニーズに対応するために接続時の高さ0.6~7.0mmの広い範囲で40種類以上の製品を取りそろえています。こちらからご希望の高さのコンプレッションターミナルを検索いただけます。

高い作業性、信頼性を実現するオプション・構造

非常にシンプルな形状の製品ですが、コネクタメーカならではの信頼性や作業性を高めるため製品毎に様々な工夫を凝らしています。

自動実装への対応のオプション

エンボス梱包へ対応したり、吸着エリアを広く設けたり等の工夫をしています。

はんだ吸いあがり防止オプション

ニッケルバリアによりはんだ吸いあがりの防止施策を実施します。

最適設計される材質と構造

コネクタ設計で培ったノウハウ、CAEの活用などで使用環境毎に最適な材質の選択(特に高耐熱品)と構造設計を実施しています。製品評価もコネクタメーカとしての知見が多く生かされています。

接触信頼性を向上させる接点形状オプション

ディンプル接点や独立したバネによる2点接点などのオプションで接続信頼性を向上させています。