コネクタメーカー イリソ電子工業

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マテリアリティmateriality

マテリアリティ

 

私たちは、「社会やお客様の期待を超える“つなげる”で、成長を続ける企業」、「社会、環境、品質を重視し、社員とステークホルダーが“わくわく”する企業」でありたいと考えています。

イリソのありたい姿

当社は2023年4月、経営理念の具体化を企図して、当社のパーパス(存在意義)は「私たちは、社会やお客様の期待を超える“つなげる”を実現する」ことにあり、ドリーム(社会に対して実現したいこと)は、当社が製造するコネクタを通して、「人と環境にやさしく、様々な機能を容易につなげる未来を創造する」ことと定めました。

このパーパスとドリームを叶える努力の先、約10年後の2035年に、当社は「社会やお客様の期待を超える“つなげる”で、成長を続ける企業」、「社会、環境、品質を重視し、社員とステークホルダーが“わくわく”する企業」 でありたいと考えています。

マテリアリティの特定プロセス

「ありたい姿」の実現に影響を与える重要課題(マテリアリティ)を特定するため、当社では将来の業界メガトレンドの分析を行うとともに多数の社会課題項目を検討しました。ステークホルダーにとっての重要性と当社が継続して成長していくための重要度・影響度(機会とリスク)の観点からスコアリングを行い、外部の専門家も交えて議論を重ね、5つのマテリアリティを特定しました。

マテリアリティ

当社が「ありたい姿」を実現し、持続的に成長するための5つのマテリアリティ

 ①  社会課題の解決と事業成長の実現
 ② 価値創造を支えるモノづくり力の変革
 ③ 人と環境にやさしい安心、安全、快適な社会への貢献
 ④ 多様な人財づくり
 ⑤ 経営基盤の強化

マテリアリティ
(目指す姿)
主要KPI 23年度 30年度 機会 リスク
① 社会課題の解決と
 事業成長の実現
 (社会課題解決を通した
 価値提供によるTop10
 企業を目指せる企業)
・モビリティの自動化・
 電動化に貢献する
 注力分野向け売上高比率

・新製品売上高比率

・35%

・23%

・40%

・30%

モビリティにおける自動化、電動化の進展で、機器で使用される基板の増加によるコネクタ需要の拡大 ニーズを満たす製品開発の遅れによる競争力の低下
② 価値創造を支える
 モノづくり力の変革
 (業界Top10企業として
 高品質なモノづくり力を
 安定的に発揮する企業)
売上高原価率7%改善 69% 62% ・生産性の改善による収益力拡大

・顧客・社会からの信頼獲得

製品の不良による事故・訴訟のリスク、リコール、ブランド価値の棄損
③ 人と環境にやさしい
 安心、安全、快適な
 社会への貢献
 (持続可能な社会の実現
 に向け貢献する企業)
・電力由来CO2排出
 実質ゼロ(25年)

・GHG排出
 (SCOPE1-3合計)GHG
 排出20%減(30年、21年比)

・工場の電力原単位30%向上
 (30年、21年比)

・34kt

・274kt

・1.08MWh
 /M円

・実質0

・167kt

・0.95MWh
 /M円

・脱炭素社会や循環型社会
 への貢献

・ESG投資家からの資金調達拡大

・気候変動、災害の激甚化による事業活動の停滞

・規制の強化による対応費用の増加

④ 多様な人財づくり
 (多様な社員が
 はたらきがいを感じて
 働き続けられる企業)
・管理職に占めるダイバーシティ比率
・従業員エンゲージメントスコア
・84%

・48pt

・90%

・53pt

・多様で優秀な人財の確保

・多様性による更なるイノベーションの創出

・多様で優秀な人材の流出

・イノベーションの停滞

④ 経営基盤の強化
 (業界グローバルTop10
 企業にふさわしい経営基盤
 を持ち、信頼される企業)
・ROE

・ROIC

・7.8%

・7.3%

・10%超

・10%超

社会からの信用向上、
企業価値の向上
・社会からの信用低下と
 企業価値低下
・事業の成長鈍化と
 継続リスク増加

推進体制

取締役会の指導・監督の下、取締役管理本部長を長として執行役員で構成される経営戦略会議、CSR推進室を中心に全体を統括・推進しています。