コネクタメーカー イリソ電子工業

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ES課題領域での事業機会の創出Business Opportunities

ES課題領域での事業機会の創出

環境・社会的課題と必要となる技術・機器

環境・社会的課題と必要となる技術・機器

イリソ電子工業が取り組む領域とソリューション

「自動運転・ADAS、電動化、ロボット化、FA機器」の各領域に対して、3つのソリューションを提供して貢献していきます。
特に得意としている車載向け市場では、自動運転・ADAS領域を「車載セーフティ分野」、電動化領域を「パワートレイン分野」と区別して売上高もわかるようにしており、事業拡大の柱として注力していきます。

イリソ電子工業のコネクタが提供できるソリューション・価値創造例

車載市場でのイリソのES貢献

①自動運転・ADAS領域での事業機会とイリソの貢献(2023年3月期売上構成比:14.1%)

自動運転の実用化や、運転者の運転を支援するADAS(先進運転支援システム)により、運転者が原因の交通事故の大幅な低減に効果が期待されています。
自動運転とADASは、外界の情報を察知する車載カメラやレーダーなどの各種センサーや、センサーで計測したデータから有用な情報を抽出し自動車の制御の判断などをするECUなどの機器が不可欠です。
当社のコネクタはこれらの機器に搭載されており、自動運転のレベル向上やADASを支えています。

イリソの自動運転・ADAS領域での技術と強み

ロボット組立適合コネクタ

  • ・「ロボット組立適合コネクタ」とは、イリソが今まで培ってきた「可動(フローティング)コネクタ」、「Auto I-Lock」、「2点接触コネクタ」の3つのテクノロジーを活かした製品群
  • ・ロボット組立によって組立品質、生産タクトの安定化を実現し、省人化や運用コストの削減に貢献
  • ・ミリ波レーダー、カメラなど自動運転・ADASを支える機器内の基板間接続に活用可能

車載同軸カメラソリューション

  • ・「コネクタ単品ではなく、カメラ内部コネクタから接続ケーブルコネクタまでトータルでの提案」をコンセプトにした車載同軸カメラソリューション「Absorb 6G CAM」(以下、「Absorb 6G CAM」)を提供
  • ・自動組立対応による生産工程の効率化、高速伝送対応かつ小型化を実現したコネクタでカメラの高画素化・小型化等、幅広いニーズに対応可能

車載同軸カメラソリューションの詳細はこちらをご覧ください。

高速伝送対応コネクタ

  • ・車両に多数使用するカメラを制御する自動運転用ECUでは、内部の接続は高速化が必要
  • ・可動BtoBコネクタ史上最高クラスの25Gbpsの高速伝送可能な10143シリーズで、高速化ニーズに対応可能

②電動化領域での事業機会とイリソの貢献(2023年3月期売上構成比:20.4%)

脱炭素社会に向けて重要な自動車の「電動化」。イリソのコネクタは、EV、FCHV、PHV、HEVといったxEV(電動車)内でも使用されています。
xEVは従来のエンジンで動くガソリン車とは異なり、バッテリーに蓄えた電気エネルギーを利用したモーターを回転させて走行します。電動車を動かすこの仕組みは、主に、オンボード充電器(On Board Charger)、バッテリー管理システム(Battery Management System)、DC-DCコンバーター、インバーターで構成されていて、これらを電動車内パワートレイン機器と呼んでいます。イリソのコネクタは、それらパワートレイン機器に搭載されています。顧客もグローバルにわたり、世界での自動車電動化の進展の一翼を担っています。

イリソの電動化領域での技術と強み

耐振ソリューションサービス Z-Move+振動シミュレーション

  • ・xEV内パワートレイン機器などの厳しい振動環境での使用を想定し開発された世界初の三次元に可動するBtoBコネクタ“Z-Move”のラインナップ
  • ・独自開発した振動シミュレーションとZ-Moveの採用により 顧客の機器の耐振性評価が実施可能

イリソ独自の「耐振ソリューションサービス」の活用で、顧客の設計段階での設計信頼性の向上、開発期間の短縮に貢献

顧客の組立への貢献

  • ・インバーター、コンバーター向け
    Z-Moveの活用でハーネスレス、半田レスでの接続が可能で、機器の軽量化、小型化、自動組立化を実現
  • ・バッテリー向け
    小型ワイヤーto基板コネクタの活用で機器の小型化を実現

ワールドワイドでの顧客網

  • ・世界中の車載機器メーカーとの取引実績

世界40社以上の自動車メーカーのxEVに搭載