コネクタメーカー イリソ電子工業

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将来性FUTURE

長期ビジョン

当社は長期ビジョンとして「売上高1,000億円、接続部品業界順位世界10位以内」を掲げております。達成時期の目標を2030年3月期に設定して、今後伸びが予想される市場の攻略と生産力の強化に取り組んでいます。

車載関連市場

自動車業界は現在、100年に1度と言われる変化が起きています。それはCASEという自動車の新しい技術やサービスを示す4つの言葉の頭文字をとって表現されています。
Cは“Connected”で、車が通信端末を内蔵し、インターネットなどを活用して常に車外と情報をやり取りできるようにする技術です。Aは“Autonomous”で、自動運転化のことです。SはShared & Serviceで、自動車の所有から共有への動きです。Eは“Electric”で電動化のことです。自動車市場はこの4つの変化を中心に拡大していくことが予想されています。

イリソはこのCASEへの変化をチャンスと捉えています。例えばEの電動化の領域では、 自動車の中にインバーターやコンバーター、充電器、バッテリーマネジメントシステムといった新しい機器が搭載されるようになります。Aの自動運転の領域では、カメラやレーダーが搭載され、人間の目の代わりを果たすことになります。
変化によって新しい機器が増えると、電気や信号の接続部品箇所も増えます。イリソはこれらの新分野に対応すべく独自の製品を開発してお客様に提案し、売上を伸ばしていきます。

インダストリアル関連市場

産業機器業界でも自動車業界同様に大きな変化が起きています。それは5Gの到来とIndustry4.0と表現されるようなIoTを活用したロボットによる生産の増加です。
イリソは社内に専門プロジェクトを設置し、通信モジュール、FA関連機器(ロボット、AI、制御機器)で使用されるコネクタの開発を進めています。

生産力の強化とコスト力の強化

売上高1,000億円を目指すと同時に生産力の強化も行っていきます。日本の茨城、中国の上海、フィリピンのマニラ、ベトナムのハイズンの4工場に加えて、2018年4月に中国の南通に5番目の工場となる南通工場を稼働させました。さらに2025年稼働を目指し日本の秋田に6番目の工場を建設し、生産体制を整えていきます。

(2018年4月に操業開始した南通工場)