コネクタメーカー イリソ電子工業

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WtoBコネクタ・IFコネクタW to B connector / IF connector

WtoBコネクタとは

WtoBはワイヤートゥーボードの略称で、電線とPCBを接続するためのコネクタです。「コネクタとは」でふれましたが、世界で最初のコネクタは電線のはんだ付け接続を取り外し可能としたものと言われており、コネクタの歴史の中でも正統に位置するコネクタであり、比較的古くからある製品です。

基板実装する基板側コネクタ・電線を取り付けるワイヤー側コネクタの2種ペアとなるコネクタです(電線を取りつけるコネクタをそのまま基板へ実装するタイプのコネクタもあり、それらもこのカテゴリに入れる場合もあります)。

サイズは、対応電線によってさまざまです。電線は糸の様に細いものから、こん棒の様な太さのものまであり、それぞれに合わせたコネクタがあります。

特殊な極細線を除いた上で機器の内部配線で使われるものでいえば電線は、AWG(アメリカンワイヤーゲージ)でいうと#30~18程度が主流で、コネクタの極間ピッチとしては1.0~5.0mm程度のものが対応します。コネクタへの電線の取り付け方法はいろいろありますが「圧着」と「圧接」と呼ばれる手法が主流です。

WtoBコネクタとは

圧着と圧接

圧着とは

導体(主としてより線)に圧着用端子をかぶせて所定の寸法内に「潰す」ことで端子と導体を固着される手法です。通常インシュレーションバレルと呼ばれる絶縁体を固定する部分も含まれます。端子単独の状態で電線に取り付けて(圧着して)から、ハウジングに挿入後固定しハーネス化する事が主流です。

圧接とは

圧接では導体を、導体の寸法より小さい隙間で向かい合い並んだ刃の間に押し込み固定します。この刃は通常コネクタの部品として組み込まれており、そこに直接電線を取り付ける(圧接する)ことでハーネス化ができます。

圧接

それぞれの特徴

圧接は端子のハウジングへの挿入が不要で、複数の電線を一括して取り付けられる等の加工プロセスの簡略化により「ハーネスコスト」削減のメリットがあることが多いです。ただしコネクタそのものを比べた場合、圧着の方が安かったり、圧着コネクタのプロセスの自動化も進んでいたりしますので、その差異はケースバイケースになっています。一方でやはりある程度以上の太いサイズを中心に機械的信頼性は圧着の方が高い場合が多く、耐振動性等も考慮され特に車載機器では圧着の方が好まれる傾向が強いです。

イリソ電子工業のWtoBコネクタ

車載向けに多くの実績を持つイリソ電子工業のWtoBコネクタは、0.5mm巾端子、125℃定格の2.0mmピッチコネクタ13065(2列品)および13103(1列品)シリーズをリリースしています。同用途では小型/薄型であり、高い耐熱性を有することで、主にバッテリ用やBMSのIFとしての接続に多く採用いただいています。また現在同シリーズで新たなオプションを組み込んだ新製品を鋭意開発中であり、近日中に皆様へご紹介させていただけると思います。

イリソ電子工業のWtoBコネクタ
シリーズ オス側基板ヘッダー ハーネス側 ハウジング ハーネス側 圧着端子
13065 13065B 13065S 13065T
13103 13103B 13103S 13065T

IFコネクタについて

最後に簡単にIF(インターフェイス)コネクタについても説明します。

機器間の情報・信号の接続を行うコネクタのことで、I/O(インプット/アウトプット)コネクタとも呼ばれています。カーナビ、カーオーディオなどの車載用からPC周辺機器などさまざまな機器に装着され、機器への電源供給、音声・映像信号データなどの入出力を行います。多種多様な製品に使われる言葉ですが、当社では車載機器のそれぞれのインターフェイス用のコネクタを指す場合がほとんどです。嵌合相手は自社/他社のWtoBコネクタの「電線側」になることが主流です。イリソではカスタムを中心に様々なIFコネクタを開発販売しています。